2005年06月26日

アールデコ展

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初のフォトログです。
さすがに俺の携帯のカメラじゃこのサイズが引き伸ばしの限界だな。
早くデジカメ買わないと。

見て来ましたヨ、アールデコ展。

日曜の上野は、さすがに人出が多かった。
うだるような暑さで、アスファルトが温まってまるで床暖房。
上野公園の木陰に入ってやっと一息つけるくらいの陽気だった。

東京都美術館のまわりでは、都の認定も受けているらしい大道芸人達のパフォーマンスでずいぶん賑やか。
進んで行くと、美術館入口の前のあたりから、なにやら民俗音楽が・・・
しかし音のする方を見ると、そこにいたのは自転車ツアラーらしき中年の日本人。
上から下まで自転車ルック!のまんまで演奏会をやってるんでした。

どうやら、世界一周の途中で覚えたらしい打楽器の腕前を披露しているらしい。
それはなかなかの腕前でしたが、好きなワールド!ミュージックが聴けたことより、
僕が気になったのは、打楽器の後ろに置かれたロングツーリング用の走り込んだ自転車だ。

「いいよなあ。」
世界中行って来ましたと書いてあるような代物。

リサイクルセンターで買って来たシルバー派遣の爺さんが直したらしい俺のMTBとは違うよな。
何から何までさび止め塗りまくっちゃってべたつく。
あれじゃとてもロングは無理。
自分の足と自転車のどっちが先に潰れるか?
そんな事になるだけだからな、今のところは。
都内散策や公園で遊ぶのが関の山だからな。

いつか時間とお金と体力、そしてツアラー仕様の自転車そろえて俺もチャレンジすることにしよう。

その人はオーストラリアあたりをまわってきたらしい。
演奏が終わると、例によってカンパの催促だ。
金欠なので出せるお金は無い。
次のツアーまで、一働きしましょうね。
CDは売れないでしょうから。
皆さん、そうやってますよ。

さてアールデコ展。

ハッキリ言って面白くは無かったな。
まあまあのお宝もあるにはあったんだけれど、趣味的には俺の好みではない。
まじまじと見るとつまらないんだな。

確かに工芸品としてかなりの技術ではあるんだけど、中味が昔の物なんだよネ。
デサインの歴史をそんなに知ってはいないけど、
要するに過去の集大成でなんでも引っ張りだして来て、アールデコの鋳型にはめ込んだだけのような気がする。
歴史の中でのお宝の蔵出しって感じなんだヨ、アールデコそのものが。

二十世紀はこれだった!とは思うけどサ、なんか銀座あたりの名曲喫茶行ったような気分。
今見るとつまらないんだな、好きな人にはなんだけど。
昔の文化をモチーフにネ、アールデコの幾何学的な線の中になんでもかんでも詰めこんじゃって、なんか下町の成金みたいにも見える。

または名家のどら息子かなんかがさ、自分の家の蔵の中に有ったお宝を引っ張りだしてきてね、
そのまんま、フリマかオークションで売りさばきましたって感じがするんだよね。
なんかアールデコの時代って、仕事してないって気がするんだよ、実際つくった職人以外はサ。
ほとんど古いもの出してきただけでね。
昔のネタでやってますと。

なんでもかんでもモチーフにする無節操さも今となっては気になるしネ。
自分でも買えそうな気はしていいんだけど、なんか俗っぽい。
俺としては、ありふれた物に見えてあまり魅力を感じませんでした。
アクセサリーなんかは自分じゃ買わないしネ。
アンティーク・骨董品・美術品は好きなんだけどサ。

俺はエミール・ガレなんかの花瓶がいいなあ。
官能的なヌーボーの方が好きだなあ、腐ったインチキには見えるんだけどさ。

けちつけてばかりじゃなんだから、ひとつ誉めておくとすれば、時代を生きた人間のぬくもりや息遣いは十二分に感じられた気がするってこと。
お金のためならなんだってやったような時代の中でネ、結構いい仕事をした人達の気配を感じられたんだよネ。
あったかみはあるんだよねデコって。
俺の勘違いでなければね。



アールデコがどんなもんだか見たい人は、このリンクからどうぞ。
http://www.tobikan.jp/museum/art_deco.html
アールデコ展

http://www.albionart-ji.com/museum/deco/deco_top.html
アンティークジュエリー

http://www.appleworld.com/kenchiku/artdeco/artdeco1.html
アールデコ様式

http://www.win-creative.com/a_indexmad.html
ニューヨーク摩天楼

http://www.pierre-bex.net/?id=101&lang=ja
アールデコブローチ

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20072923,00.htm
携帯電話もアールデコ化?
ブラウンのシェーバーみたいだな。
レトロなガルボ風といっても、中味はヤクザ気質の昔のオヤジなんだよな。

さあ、次はルーブルとドレスデンだな。

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どうも月並でありがちなブログになって失礼しました。

スケッチでもしてみようかなんて人は・・・

posted by O at 23:48| 東京 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 芸術・絵画等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月03日

ルーブル美術館展はまるでフライデー

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http://www.louvre.or.jp/ ルーブル美術館公式サイト
http://www.louvre.or.jp/louvre/QTVR/japonais/ ヴァーチャルツアー

行って来ましたヨ、ルーブル美術館展。
http://www.ntv.co.jp/louvre/index.html

この雨が今にも降りそうな曇り空でも、
日曜日ということもあって、さすがに行列ができていました。

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僕が行った時間で35分待ち。
写真で見てもわかるように、30m位の列がジグザグに四列位折れてできています。
人の流れは、会場整理の手際の良さもあって結構スムーズだったので、いらいらはしないですみましたけどね。

来週以降の土日に行く人は、腹ごしらえしてから行った方がいいかもしれません。


さて、しばらく待たされて、会場の中に入るといきなりアングルです。

http://www.ntv.co.jp/louvre/04/06.html

誰もが、知っている名作、「泉」ですね。

画像を貼れればいいんですが、なんといっても芸術作品。
リンクだけにしておきましょう。

Oも本物を見るのは、当然初めて。

ああ、なるほどアングル。

「ガチガチだなあ」というのが、第一印象。

後で帰ってから、この作品に秘められたとんでもない秘密に気づいたんですが、それは後にまわしましょう。

順路を進んで行くと、次に僕の目を引いたのがこれ。

http://www.ntv.co.jp/louvre/04/03.html

「アモルとプシュケー」です。

僕の目から見て、これが一押しですね。

ほぼ文句無しに美しいと言える一枚です。

主題的には、美しすぎて結婚できなかった女性のひとときの逢い引きのようで、なんとも物悲しいものがありますが、そんなこととは関係ないように、画面を形作った絵筆はあますところなく、女性の美しさを描き出しています。

技巧は見事なものですよ。

順路を進んで行くと、どうも残酷な主題の作品が多かったようです。

これも有名な「マラーの死」

http://www.ntv.co.jp/louvre/04/04.html

「若き殉教の娘」だの、「代議士フェローの首と向き合うボワシー・ダングラース」だの、まるで読売新聞社会面のような主題が続きます。

やっぱり主催者がそうだと自然にそうなるんですね。

ただ、主題的にはあれですが、「代議士・・・」のフラゴナールの絵なんかは、もの凄い迫力と臨場感です。
どんな絵かと言うと、国会中継大乱闘といった感じです。

文句のつけようが無いくらい上手な絵ですけれどね。

絵画の「ピューリッツアー賞」があれば、取れるだろうというような絵です。

次に目を引いたのがドラクロワですね。

この人の絵も、どうも血の気が多すぎて、以前は敬遠していたんですが、今回いいのを一枚見つけました。

「怒りのメディア」「レべッカ略奪」「オフィーリアの死」なんて物騒なタイトルの絵が(全部ドラクロワ)続く中、
「座る裸婦ーローズ嬢」が凄かった。

当時まだ若かったドラクロワが、仲の良かった有名なモデルを、アトリエで描いた習作?らしいんですが、これが見事な人物画。

正に文字通り、画の血となり肉となる絵の具が、キャンバスの中で造物主の手によるが如く人体を形作り、生命が吹き込まれています。

良くも悪くも、これが人間というもの。そんな一枚です。

この絵は、アトリエの中を描いているので割りと地味ですが、他のドラクロワの作品の色彩はなかなかのものでした。

虎の絵はぬいぐるみかな?と思いましたけどね。
まあ、目の前でデッサン続けてもいられないでしょうから。
http://www.ntv.co.jp/louvre/04/02.html



さて、目玉の「トルコ風呂」

http://www.ntv.co.jp/louvre/index.html

今さら語る必要もないくらいの有名な作品ですが、知ってますか?
これ、コラージュなんですね。継ぎはぎです。

まあ、こんなところに画家が堂々とイーゼルを立てて絵を描けるわけもなく、それぞれ別にデッサンした絵を合成したものなんですよ。僕の記憶に間違いがなければ。

それが実物を見るとどうにも不自然で、気になって仕方ありませんでした。

ほこりをかぶった美術全集でみるのとは違いますよネ。

あとは、ナポレオンの肖像画、ジェリコーやコロー、ルソー等の秀作が並びます。

他に印象に残った一枚がこれ。

http://www.ntv.co.jp/louvre/04/08.html

ミレーの「積み藁を重ねる農夫たち」

いいですね、ミレーは。なんかほっとします。

うっかりすると、勤労道徳的な解釈や、バックの泥くささで誤解しがちなんですが、ミレーの絵は本当に美しい。
ゴッホがいくら摸写しても、真似できなかったものがあります。

敬虔な心持でしょうか?


さすがはルーブルです。いろんな巨匠にご挨拶して、家に帰りました。


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さて、家に帰ってから気づいたんですが、会場入口にかざってあったアングルの「泉」。

http://www.ntv.co.jp/louvre/04/06.html

これを、上品で控えめな新古典主義による官能の表現だと、今の今まで僕は思っていたんですが、家のパソコンのモニターで見たからでしょうか?
気が付いてしまいました。

この絵が、アングルが、どんなに卑猥かということに。

実物はほとんど等身大くらいの大きさなのでぴんとは来ませんが、パソコンのモニターでよーく見て下さい。

アングルは「泉」で何を描いたのかを!

あれこれ言いたくはないですが、
美術館の入口に飾れる絵ではないと断言します。

果して、アングルは知ってて描いたんでしょうか?

坂崎さんに聞いてみたいですね。

「絵とは何か」 名著です。


こんな事に気づくなんて、僕も大人になってしまったものです。

読売さん、この美術展間違いなくフライデーですよ。ホント。


わかっててやってるんですかねえ?







さて、ルーブル美術館展は、七月十八日まで。

あなたはどうしますか?


終わっちゃったけど、アールデコ展を
http://diarybyo.seesaa.net/article/4650924.html

自分でも絵が描きたくなったら・・・



posted by O at 19:38| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(1) | 芸術・絵画等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月09日

良かったよ!スコットランド国立美術館展ーーー渋谷文化村

言いそびれていましたが、この間の日曜日、電気工事士のテストの帰りに、渋谷に寄ってスコットランド国立美術館展を見てきました。

ここんところテスト勉強と、山のような荷物との格闘で疲れきってましたので、久しぶりに芸術に触れられて良かったです。

今やっている美術展の中で、目玉といえば上野のプーキシンの方かも知れませんが、なかなかどうして傑作ぞろいでしたよ、渋谷の方も。

スコットランド国立美術館展
http://www.bunkamura.co.jp/museum/event/scotland/index.html

なんか疲れ切っていて、詳しいことを書く気力もあまりありませんが、素晴らしい風景画のオンパレードでした。

もちろん、静物や人物画にもいいものはありましたが、自然界に妖精たちの居場所があった時代の、いい感じの風景画がたくさんあったんですね。

印象派が出てくる以前の、古きよき時代の最後の傑作ぞろいです。

そんな中にも新しい時代を予感させるものも多いんですけどね。


見所は、クールベ、ブータンあたりですかね。

一見すると、なんだよくある普通の風景画じゃないか。

そうも見えますが、描かれている自然がちと違うんですよ。


まあ、余計な講釈はやめにして、渋谷に行ったついでに、立ち寄ることをお勧めしておきます。
posted by O at 17:15| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 芸術・絵画等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月17日

こんな人いたんだね・・・画家石田徹也

石田徹也追悼展
http://www.cre-8.jp/snap/390/index.html

いま、NHKで特集やってるんですけれど、いかにもいかにもの風刺?画家です。

いや、おそらくほとんどの画家がそうであるように、彼は自画像を描いただけなのかも知れませんが。

残念ながら、先日31才の若さで亡くなってしまい、今は故人となってしまったようです。

踏切で電車にはねられちゃったらしいですね。


こういう作品、なるほどねと思うんですが、死にかたもこんなんなっちゃったんですが、なんか救いがもっと欲しいですよね。


とにかく絵を見てほしいんですが、なんか悲しいです。

いかにもいかにもの、白日夢みたいなムサビ出身者の描いた絵なんですね。


これが世の中の実態だ!

おれはこんな状態だ!

と本人は言いたかったのでしょうが、


問題は、そんな中でどう生きるか!

だと思うんですよね。

こういうビジョンも、通過点である変更可能な現状の認識の助けにはなると思うんですけどね。

受け止めかた次第、そして、関わりかた次第なんですよ。


そこで気持ち切り替えるなり、環境を改善するなり、できることは沢山あるはず。

こういうイメージを、絵にして物質的に固めちゃうってことは、やっぱり不幸の定着につながっちゃうような気がするんですよね。

日航機の墜落や、戦争を忘れないぞ!なんていうのと同じでね。

そんなもんばかり見たくないし、起きても欲しくないでしょ。


汚い都会でも荘厳な自然のパノラマも見られるし、道ゆく中にもきれいなお姉さんも沢山いるわけでね、たまにはそういうモチーフをじっくり見たりすればまた変わるわけですよ。

自分自身が見てしまったものを描くのが、画家の本分だと僕も思うのですが、物事にはいろんな側面もあるし、静物画のようにモチーフを自分で並び替えることもまた、可能なんですよ。

ありがちですが、僕も二十代のころ画家を目指したりしていて、自分が描くべき絵というものをまじめに考えてきて、こう思うんですね。


マスコミなんかの人に言うのは酷だけど、例えば火事を見ちゃって、それを携帯カメラで撮影するのと、消火器持って火消しに行くのとでは違うわけでしょ。

それらを見てるだけじゃなしに、なってる果物でも食べたり、触ったり匂い嗅いだりすればまた違うし、女性でもしゃべってみたり、お付き合いすれば当然変わってくるわけでね。

もう少し彼も、自分のあり方を見直すことも出来たんじゃないかと思うんですよ。


それにね、生活の糧にお手伝いしに会社なんかにいくのと、身を立てるために本業として働くのは又違うしね。


アルバイトしただけではわからない世間の実態と、その奥に隠されたそうなってる本当の理由なんかもあるだろうしね。


僕自身、そういう問題とずーっと向き合ってきたんですけどね。

お金だけを求めに社会に出て行ったらそれは泥棒ですからね。


そこに行って何をやって帰ってくるかが大事なことなんですよ。


多くの人達は、そこにしか社会との接点無いわけですからね。

自分の打順、バッターボックスなんですよ。

たとえ代打でもね。

やっぱり精一杯やるのが基本なんですよ。


部外者として、義務的にあたえられた仕事をこなすだけでは、どうにもならないこともあるし、システム自体の改変が必要な職場も多いですけどね。

身をいれて、気持ちを込めて働けば、また環境も変わってきたりしますからね。

どこまで責任を取って仕事をするかで変わってくるんですよ、たとえ単純労働でもね。

社会やそこに生きる人達と、どう向き合ってどう関わって生きていくかの選択が重要なんで、その選択がこういう悲観的なビジョンになるのは悲しいですよね。

またそういう職場で、友達作ったり、彼女作ったりもできるわけですから。


実際、僕が行っていた工場やなんかの職場なんて、こんなところが多かったし、石田氏の故郷の静岡県なんてその最たるものなんですが、こういった絵を見るとやっぱりなんかな?と思う。

彼の出たムサビも、僕の知っている限りでは、監獄のようなところだとは思うんだけどさ。

(ちなみに僕は、絵の描き方以外は自由でしょうがないセツモードセミナー出身です。ペーター佐藤とか藤原ヒロシとか、めぐろみよとかアンアンとかのね。卒業生は強くたくましく、したたかに世渡りしていく傾向があります。)


決してどうにもならない世の中ではないんですよね。

こういう風景もそれをみる見る自分次第。

こういう表現も、リアルのようで実はリアルでない。

またべつの形もあるわけでね。

これから変わっていく、変えていく社会の、現時点での一つの通過点というか、あまりこうあってほしくない世の中の不具合として見てほしかったなあ。


絵ばかりかいていると、描いている自分は傍観者になってしまい、こういった世の中をどうにも出来ないような気がしてきちゃったりするんだろうけどね。


しかし、僕とそうかわらないアルバイト人生送った石田さん、お疲れさまでした。

なかなか大変だったでしょう。

働きながら絵を描き続ける生活、楽じゃないですから。

絵描きとして、物見として、見者として、ご自分の見たものを具体化されたんでしょう。

こういった絵を描くことが石田さんの使命だったかもしれません。

いささか残念な気がするんですが、なかなか有意義なお仕事だったとは思いますから。


御冥福をお祈りします。


結論として、もっと幸せなビジョンを描くまで活動してほしかったなと思います。知らなかった!こんな卒業生もセツにはいたんだ!
posted by O at 20:31| 東京 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 芸術・絵画等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月06日

南国タヒチで、小雪と広末と、チャン・チィーが夢の饗宴?

タヒチ

上野へ行けば、じっくり拝めます。
posted by O at 19:45| 東京 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 芸術・絵画等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月03日

今日は上野で芸術三昧…ムンク展とフィラデルフィア美術館展

ムンク展

いやあ、今日のワールドカップ、素晴らしい戦いでしたね。

日本女子バレー、あれだけやれれば、素人の僕が言う事無いです。

良く拾って、しっかりつないで、女の子チームのいいところがすべて発揮できているんじゃないでしょうか?

まあ、ちょっとライバル意識過剰になると、ひとつひとつの仕事が雑になっちゃったかなと思うくらいかな?

でも、因縁の相手、韓国戦だから仕方無い気もします。


しかし、韓国戦、相手の反撃もまた素晴らしい。

ひょっとして、日本チームよりいけてるのかな?と思わせるクオリティがあります。

月並ですが、さすがに良きライバル、対戦相手の事は良く知っているようですし、対策もばっちりでしたからね。


まあ、勝てて良かったですよね。


でも、ゲームを見ていると、苦しいながらも、お互いに楽しくラリーをしているようで、なんかいいなあと思って見てました。


明日の対戦相手は、セルビアの美女軍団。

ルックスと背の高さでは、ちょっと負けそうかも知れません(笑)

でも、今の最高のメンツで、上り調子の日本代表チーム、気遅れせずにどんどん行って欲しいですね。


さて、今日の芸術鑑賞です。

ちょっと出遅れて、家を出るのが昼過ぎてしまい、あまりゆっくり見てられませんでした。

ムンク展、うーん、魔界転生ってところですかね(笑)

叫びで有名なムンク、今日はそれ抜きでしたが、他にもあるやっぱりムンクと呼べる作品ぞろいでした。

http://www.tokyo-np.co.jp/event/bi/munch/works.html
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibition/index.html#mainClm

しかしね、まあ、なんというか、会場に漂うこの妖気。

渦巻いていたであろう前世紀の人間の情念。

もう良く知っている気がするようなこういう世界を、再認識するのはあまり気持が良くないですね、僕としては。

なんかね、今時、谷崎淳一郎読まされるようなもんですよ。


装飾画家だったと言うのは初めて聞きましたが、それにしては仕事がちょっと御粗末。

こういう描き方する人は、絵の具で遊んでるんですよね。

僕の母校(セツ・モード・セミナー)にも、僕を含めてそんなタイプが沢山いたんですけどね。

この絵で飯食えてたって、ゴッホなんかが可哀想な気がしましたよ。


まあ、でも見て面白い絵が多いし、本人もなかなかの面もあったんでしょうが、もっとしっかり絵を描いて欲しかったですね。


さて、表に出て、お腹がすきました。

なにやらいろいろ屋台が出ています。

おやつどき

僕が食べたくなったのはこれ。

じゃがバター

あったかくてなかなかおいしかったです。


小腹満たして、次はこれです。


フィラデルフィア美術館展
フィラデルフィア美術館展

これが意外と良かった。

http://www.phila2007.jp/

作品一覧
http://www.phila2007.jp/intro.html

入口を入って、並ぶ巨匠の秀作・名作。

いやあ、ムンク見た後で、マネやドガ、クールベやブータン見ると、本当にうまい!

と思いましたよ。

いやあ、巨匠おみごとですよ。

コレックションのラインナップが、近代美術のダイジェストのように揃っていて、まるで歴史のバラエティーショーです。

近代美術史が俯瞰できますよ。


お客さんたちも噂を聞き付けて来ているらしく、満員御礼。

ムンク展より混んでいるぐらいです。

ルノアールのあの名品、ルグラン嬢もまた見れたし、ゴッホの描いた西郷隆盛生誕図(笑)も見れたしね。

これは見に行って損はしないと思いますよ。


会場をあとにして、表に出ると、風景が絵のように見えて来ました。

緑の風景

カフェテラス


休日に、ちょっと上野に出かけて、芸術鑑賞してみましょう。
posted by O at 22:12| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 芸術・絵画等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月21日

そろそろ芸術の秋ですから…アトリエ訪問してきました

給料日前の連休、資金不足でお金のかかることは何も出来ないながら、ちょっと吉祥寺あたりをぶらついてこようと思って、駅まで行きました。

駅についたらまた電車の遅れ。

本当に洒落にならないよなと思いつつ、ホームで何気なく廻りを見たら、アトリエの看板が目についたんですよ。


美学館
http://www.bigakukan.com/

おお、近所にこんなところがあったんですね。


受験予備校かもしれないけれど、ちょっと覗いてこようかなと思って、一度入ったホームを出て、美学館を訪ねてみました。


受付に入って、きれいなお姉さんに話を聞いてみると、受験教室もやっているけれど、一般向けの教室もあると聞いたので、見せてもらうことにしました。

朝は十時から、夜は十一時まで開いていて、その間予約をすればいつ来てもOK!

便利なシステムです。


そうするうちに、今度は案内するお姉さんが来てくれて、別の教室まで連れていってくれました。

駅前の建物以外に、何部屋か教室を持っていて、目的ごとに使っているみたいです。


おお、やってるやってる。


ひさしぶりのアトリエ空気。


油の教室は開いてないけれど、いつもはデッサンのレギュラーコース。

http://www.bigakukan.com/corse/regyurar/cur_regular08.html


そのほか、特別教習を不定期でいろいろやったりしていて、なかなか興味深いです。

http://www.bigakukan.com/corse/treining/tc_nittei.html


無料体験も出来ますよ。
http://www.bigakukan.com/corse/treining/tc_taiken.html


ブログもやってました。
http://blogs.yahoo.co.jp/kennyartstudio2777/MYBLOG/yblog.html



教習所を卒業して、免許が取れたら、今度はここに通おうかなと思っています。

posted by O at 02:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 芸術・絵画等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月20日

この秋、東京近辺の絵画展はお見逃しなく

さすがに芸術の秋ということで、東京近辺の美術展、大御所が目白押しです。

生存要求上、食欲を満たすのが、先かもしれませんが、パソコン漬けになったお目々を、絵画に触れさせて、人間らしさを取り戻しておきたい所ですね。

まだ、僕も一つも見てないんですが、上野には色々来てます。


まずは、写真が元だけど、フェルメールです。


東京都美術館
http://www.tobikan.jp/museum/vermeer.html

まあ、きれいなんでしょうが、あまり感動はしないかな?

今回は残念ながら、出品数が減ってしまったようですね。


まあ、見ておきたいところですね。


そして、見物なのが、ヴィルヘルム・ハンマースホイ、デンマークの画家です。

知らないよと思うでしょう。

僕も職場の同僚から、なんでもデンマークの画家が上野に来てると聞いてたのですが、名前を聞いてもわからなかった。

見ればわかるこの画風です。
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/current.html#mainClm
http://www.shizukanaheya.com/

背中を向いた女の人ばっかりと言えば、思い出す人もいるかも知れませんね。

ひさしぶりに御登場のようです。


行かなくちゃね。


僕は行きませんが、ピカソも来てます。
www.nact.jp/


そして、自分的に模写するまではまったセザンヌです。

横浜美術館
http://www.ntv.co.jp/cezanne/

これが来月から。


このへん見逃せませんね。


デートにはぴったりかな?


ジブリの方がいい人も多いでしょうが…(笑)


僕的には、あとはあったかくなった頃に、ゴーギャンでも見たいですね。
posted by O at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 芸術・絵画等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月30日

生でみると凄かったゴーギャン

見てきましたよ、ゴーギャン展。


ゴーギャン展
http://www.gauguin2009.jp/

ポール・ゴーギャン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%B3

画家ポール・ゴーギャンの生い立ち
http://www.adventure-is.co.jp/is-tahiti/gaoguin.html


わざわざ、小雨の中、竹橋まで行った甲斐がありました。

画家について、絵について、語るよりはまず見ましょう。






これだけで充分ですかね?


生で見てわかったのは、この男のもの凄さ。

パリ時代の綿密な描写と違って、今回並べられているのは、タヒチ時代のぺたんこなマンガチックな作品が多かったんですが、それでもこの原始芸術絵画のパワーは凄かった。


ヨーロッパで暮らしているとね、キリスト教の被せ物が国自体にカヤのようにかかっているので、全体がもやの中に入っているように見えますが、南国タヒチに行ってからはそれがなくなり、自然がそのまんま見えてきたんでしょう。


教会の中で暮らしているような環境を出て、南の島に行って灼熱の太陽に照らされて、見えてきたのは人間と大地でしょうか?


まず、色彩ね。

空の青、木々の緑、大地の茶、エメラルドグリーンの海、そして女の肌の色。


印刷されたものを見ただけでは感じないでしょうが、焼け付くような南の島の陽光の下で、絵筆をふるったその輝きと暗黒。


昼と夜、光と闇、生と死。


このコントラストが、彼の描く輪郭線で区切られて対比をなし、観る者に与える印象は強烈ですよ。


茜色した絵が多いのは、きっと日が暮れるころに出来上がる絵が、夕日に照らされたせいなんじゃないかと思います。


南の島で、真っ昼間に絵なんて描けたもんじゃないですからね。

夕焼けカラーなんですよ、きっと。


印象派として活動していたころの作品は、ピサロの影響などがはっきりと出ていますが、彼の地で、島民たちにひんしゅくをくらいながら、それでも描きつづけたその成果は大変なものでした。

タヒチの紹介

"O Tahiti E" Te Hamataraa 1998 From www.ica.pf


タヒチアンダンス #1


タヒチアンダンス #2


いくら探しても、ジェシカ・アルバや長谷川潤は見つかりませんよ(笑)


もう、ほんと、こういう島の自然、風俗、こうしたものに触発されて出てきたゴーギャンの色彩や芸術。


彼の人生をあれこれ言うのはやめにして、ゆっくりと彼の残した絵画を、竹橋に行って見てくるのが正解だと思います。


この人生の大冒険だけでも、評価していいと思う!気がしますから。


画像ではなく、生で見た方がいいですよ。



posted by O at 22:54| 東京 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 芸術・絵画等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする