ちょっとだけ、凝った料理にチャレンジしてみました。
タッパーの中に入っているのは、ご存じいわし君。
と、備長炭です。
さて、このいわし君は、何に浸かっていると思いますか?
酢?日本酒?白ワイン?
いいえ、違います。
このいわし君が浸かっているのは、梅酒なんですね。
なんで梅酒にしたかっていうと、ちょうど母親が旅行から帰って来たときの、あまりがあったという都合と、アルコール・梅の酸味による殺菌や匂い消しにちょうどいいからやってみたんです。
釣り上げたばかりの新鮮な魚なら、こんなことしなくても洗いかけるぐらいでいいと思いますが、ちょっとやばくなってきたら、必要な手段ですよね。
浸けた後、間もなく臭いは消えて、しばらくするといわし君が梅酒を吸い込んできて、死後硬直して、かたまっていた、いわし君の身体がやわらかくなってきました。
これを、アルミホイルでくるんで二、三十分オーブンで蒸し焼きにしたんですよ。
オーブンに入れて、しばらくすると、なんとも言えない香ばしい匂いが漂ってきました。
普通に魚を焼くより、あの焦げ臭いいやな臭いがしないんですね、あたりまえですが。
三匹で百四十一円ぽっちのいわし君が、とってもリッチな料理になりました。
アルミホイルをむき、醤油をかけて、いただきますと。
あぶらが乗っていて、おいしかったですよ。
日持ちのしない生魚、余ってしまったら、梅酒に浸けておくと、けっこう日持ちすると思います。
梅の酸味で、生魚臭は消えて、殺菌は完璧、あとはホルマリン漬けみたいになるわけですから、もつでしょう。
僕の知ってる料理のコツの一つは、食材をしっかり殺菌すること。
これさえやれば、肉や魚はおいしくいただけます。
もともと、さまざまな調理法や、香辛料・調味料は、この目的を実現するために用いられてきたわけですから。
煮るのも焼くのも、塩漬けにするのも、酢をかけるのも全部これ!
さあ、皆さんもいろいろやってみましょう!とにかく、アルミホイルを一重で、空気が入らないようにきっちり巻き付けて、端をきつく閉めておくこと!
何重にもしたりゆるゆるにすると、断熱してしまい、熱が十分に伝わりませんよ。
生煮え(焼き)では、おいしくないし、衛生上危ないですからね。
梅酒に浸しておく時間は、魚がくにゃくにゃになるまで待って、それ以降変な臭いがするまで。
やわらかくなったら、十分にしみ込んだ証拠です。
魚をまるごと保存して食べる場合、一番腐りやすいはらわたまでしみ込ませないと、腐りますからね。
大きな魚をつけこむ場合は、さばいてからにするか、腹の方に切れ目を入れて浸けた方がいいでしょう。
その方が早くしみ込みますからね。
まあ、開いてわたを取っちゃったほうが無難ですけどね。
蒸し焼きは、電子レンジじゃ、水分子しか温められないし、マイクロ波を反射するので、ホイル巻いたりもできませんが、セラミックオーブンなんかで焼けば、早く焼き上がるでしょう。
ガスオーブンでも平気かな?



