刑事一代
http://www.tv-asahi.co.jp/ichidai/
数々のテレビドラマに出てくるような刑事の実在モデルだということで、興味を持ってみていたのですが、なるほど昭和の事件簿です。
戦後の貧困とドサクサの中、なんとか生きながらえてきたようなたくましい世間の人々の中には、それはそれはとんでもないキャラクターの犯罪者たちが沢山いたのでしょうね。
でも、警備員殺人事件にしても、吉展ちゃん誘拐事件にしても、最悪の犯罪をおかした犯人ですら、なんだか間が抜けていて、やっぱり人間悪いいことは出来ないもんだよなあなどとある意味ほっとするところがありますよね。
よくいるでしょ、そういう罪なことしちゃうキャラクターは。
八兵衛が活躍していた時代の大半は、そういうねずみ小僧次郎吉だとか、石川五右衛門、(・・・この辺は盗人か!捜査一課の担当じゃないな)なんていう庶民から愛されそうな人間味のあるキャラクターの犯人がまだ多かった、魚座の時代の事件簿なんですよね。
しかし、三億円事件はちょっと違った。
もう少し、突っ込んだ内容を、テレビでもやるかと思って期待していたんですが、結局時効前に退官して終わりという拍子抜けする結末。
三億円事件って何だっけと、もう一度調べてみようかと思って、検索したら、今まで聞いていたような情報が沢山出て来ました。
三億円事件の真相
http://kokusaku-enzai.seesaa.net/article/70585571.html
三億円事件
http://yabusaka.moo.jp/sanokuen.htm
僕が聞いていた話では、当時の東芝の経理課なんかが、使い込みだか何だかで空いた帳簿の穴を隠すために、事件をでっち上げて、まんまと保険金で穴埋め成功したなんて話。
言っちゃ何ですが、東芝さん、疑われても仕方のない体質してますからね。
他にも、警察が当時の学生運動の人脈や、暴力団の勢力範囲を調べるために、三億円事件の取調べを建前にいろんな人を引っ張ってきて調べてたとか。
前のホームページの方のビデオで、元警視庁の人がその辺を赤裸々に語っています。
実際どうだったのか考えてみると、当初疑われていた可能性がすべて当てはまるような気もしますよ。
そこで、気になったのは、八兵衛はそういうついでの捜査に加担したのか?
また、警視庁の隠蔽工作にも加担したのか?
それともダシに使われたのか?
その辺ですね。
そりゃあ、最初は真面目に捜査したとは思うんですが、こうした噂の中、八兵衛自身は一体どうだったのかが気になるんですね。
まあ、僕には真相を知るよしもありませんが、この事件はきな臭い企業犯罪が目白押しになるような、おかしな現代社会の走りだったような気がしています。
スマートとも言える手口の中、犯人が白バイでグリーンのシートを引きずっていたり、ついでにいろんな捜査でまんまと手柄につながる情報集めちゃったりしながら、いかにも時効をむかえましたなんて、なんだかおかしなシナリオで笑っちゃうところもあるんですが、八兵衛さん、本当のところを話してくれなかったのかなあと思ったりします。
いやいや、時代は変わってしまい、殺しがメインの捜査一課の時代は終わり、ボッタクリや横領、スパイ活動は当たり前の企業犯罪の時代になりました。
捜査二課の時代なんですかね。
さっさと、ドラマでも現実の社会でも、そういう悪徳企業をしょっ引いてくださいよ警視庁の皆さん。
ネタはいっぱい?・・・あったりしますから。
ウィンドウズ使いなんて、全員が容疑者ですからね。
手柄の横取りは当たり前なんていう、自分らもちょっと、危ないところでしょうが・・・(笑)



