アメリカ製のマウンテンバイクのハンドルは、700ミリ幅が主流?のようで、それほど肩幅の広くない僕は、ずいぶん腕を広げぎみにハンドルをつかんでいました。
乗ってしばらくするとそれにも慣れてきて、ハンドルは幅があった方が荒れた道でバイクが暴れたときに、車体を抑えやすいということもわかってきたんですが、それにしても困ったことが一つ。
それは通勤時に、後方からくる車や、電柱や車止めなどの障害物に、ハンドルを引っ掛けやすいということです。
狭いバス通りを走る僕にとって、これは決定的!
何にしろ、シフトレバーやブレーキを握って、若干横にハンドルが余っていたので、ハンドルを短くしようと決めたのでした。
最初は、新しいハンドルを買おうとしたんですが、予算が足りず。
なかなか合ったサイズも無いんですよ。
どうしようかと思っていたら、調べるうちに自分でカットする人が多いということがわかってきました。
そして、パイプカッターは、ダイソーで420円で買えることも。
これで決定です。
そうして、日曜日の夜に、小雨降る中、阿佐ヶ谷ダイソーに走り、発見購入。
一応、鉄でも切れるタイプのものです。
カットできるパイプのサイズの限界もあるのでご注意を!
買ったのは、パイプ直径28ミリ?までのもの。
その足でフレンドに行き、仮のグリップ(エルゴが本命)を購入してきました。
一夜明けて月曜日。
仕事から帰って、一息ついて、早速ハンドルカットに挑戦です。
まずは、グリップエンドとグリップをネジ回して外します。
つるんと出てきたハンドルバー。
ここで、パイプカッター装着です。
このパイプカッターは、万力で、丸い刃のカッターをパイプに当てるようなもので、この状態からグルッと回して切り込みを入れていくものです。
カット幅は両端から20ミリ。
案外しっかりと動かずにハマったので、ケガキはしないでスケールに合わせて留めました。
思ったよりも軽い。
安物なので、作りがガタガタしていて、ずれるかと思ったんですが、結構キレイに回ります。
抵抗はそれほど感じません。
二回回して、バイスを締め直し、刃を切り込みに沈めていきます。
だんだん刃が入って行きました。
約十回回して、ついに切断成功!
切り口は、かなりバリが出ると聞いていましたが、それほどでもなく、思ったよりもずっとキレイなものです。
付属のバリ取りで、バリを取り除きます。
水をハンドルバーにつけて滑らし、グリップを装着です。
これにて完成!
ほとんどダウンヒラーか、BMX並だったハンドルは、ほとんど一文字状態になり、ずいぶんすっきりしました。
握ってみると、ドロップハンドルの直線部分を握っているように感じます。
クロスバイクだからそれでいいんですけれどね。
そして、乗ってみてわかったこと。
両端、二センチずつ切っただけなんですが、エラい違いです。
肩と腕の筋肉にかかる力が、まったく違ってきます。
例えで言うと、腕立て伏せありますよね。
腕を大きく開いてやる方法と、肩幅くらいでやる方法。
そのくらい変わってきます。
何というか、腕を内股ぎみにしたようです。
乗ってみて、やりにくくはないんですが、ダート用としてはやや寸足りなかったかも?
まあでも、これもじきに慣れるでしょうし、これに後でエルゴグリップとソフトバーエンドをつける予定なので、この位でもいいかなと思っています。
しかし、誤算としては、ハンドル幅が短くなった分、路面から受ける衝撃を緩和するハンドルのしなりが無くなってきて、何か障害物に乗り上げた瞬間、かなりガツンと腕にきます。
まあそれも仕方ないでしょう。
体験者としてのアドバイス。
ハンドル幅、もし長いと感じるなら、まずは今のハンドル切ってみた方がいいですよ。
ダイソーのパイプカッター、結構スグレものです。
ハンドルバーを車体につけるか、万力などで固定して水平に保てれば、かなりキレイに切れます。
カットにかかる所要時間は5分〜10分ぐらいのものです。
なかなか面白い作業ですよ。
金ノコじゃ無理だと思いますし、高速カッター等の工具を使うと、寸法怪しく、切断面が汚くなるでしょう。
パイプカッターが最適です。
そして、切断する際のカット寸法。
写真を見ればわかるとおり、両端がパイプに乗っかる必要があり、一・二ミリだけカットというわけにはいかないタチのものですが、それでも5ミリぐらいずつカットしていき、切った後、両手で実際にハンドルをつかんでみて、その具合を見た方がいいです。
僕は、両端二センチ思い切って切りましたが、ハンドルはもうまったく別物になってしまいました。
おそらく、両端一センチぐらい切れば、納得がいく違いが出ると思います。
26インチのバイクは、27インチのものに比べれば、それほど直進安定性が無いので、これ以上短くすると、バランスが取りづらく、乗りにくい代物になってしまうでしょう。
一センチを目安に、前後五ミリの微調整。
この位がいいと思いますよ。
そして、単品で売られているハンドルバーの中には、もともとカットすることを前提にして目盛が入っているものもありますから、それをまずそのまま装着してみて、それを握って乗って、はみ出たところを切れば失敗しないのではないかと思います。
あと、フラットバー以外のハンドルでは、あまり短くするとシフトレバーなどの装備品を取り付ける直線の部分の幅が足りなくなってしまいますので、それにはご注意を。
おそらく両端から二センチ五ミリが限界かと思います。
成功を祈る。



