今日は女子医大で、朝っぱらから親父の手術ということで、いつもより早い時間も家を出て、弟と手術前に親父と会話をして、九時ごろから四時まで丸一日かかる手術を、いつ終わるかと待ちわびていました。
疲れましたね。
結論から言うと、なんとか成功でした。
脳腫瘍、専門的に言うと髄膜腫という良性の脳腫瘍だったんですが、なんとか腫瘍のほとんどを取りきれたみたいです。
といっても、結構腫瘍の成長が速かったらしく、腫瘍が正常な脳や、頭蓋骨まで進んでいて、その全てを取ったので、本当に大丈夫かという感じです。
レントゲンで見ると、右脳の四分の一ぐらいが空白になっていて、それでいて術後にちゃんととしゃべり、心配していた左半身の麻痺もなく、左手を握って握り返してきてくれました。
人間て、なかなか強い生き物ですよ。
でも早いこと手術ができて本当に良かったと思っています。
しかし、取った脳腫瘍の現物を見て、ちょっと驚きましたね。
なんというか、貝の臓物のような腫瘍が三つ四つ。
空隙の多い、脳のレントゲンを見てさらにびびりました。
取り去った膜は人工膜で塞いであるんですが、取った頭蓋骨の部分はどうやって埋めるのでしょうか?
そんな状態で親父は、ちゃんと口をきいて、左手でちょきを作り、早ければ明日にも普通病室に戻れるんですよ。
リハビリが必要になるのかな?
とりあえず、モーツアルトの全集や、パズル等、右脳のリハビリに効くものを、もう病室に揃えてあるんですが、無事を確認できるまで心落ち着きませんね。
いや、でも先生たちも親父も、どうもお疲れさまでした。



