今、NHKでアイガモ農法の特集やってます。
アイガモ農法
http://www.santyoku.net/aigamo1.htmどういうものかというと、田んぼの雑草や害虫を、放したアイガモに食べてもらって、農薬を使わずに稲を育てるというものです。
稲刈り終わったら、鴨を食用で売っぱらっちゃうなんて、ちとえぐいと思いましたけど、なかなかうまいやりかたですよね。
稲作、雑草取りが大変なんですってね。
なにを隠そう、この僕も草刈りや雑草取りぐらいはやったことあるんですね。
まあ、マンションの植え込みや、川縁や原っぱなんですけどね、やった場所は。
これが真夏のくそ暑い中、シルバー派遣のじいちゃんが熱中症で死んじゃう位の陽気でやったんですよ。
別に目の前で死んじゃったわけじゃないですよ。
じいちゃん死んじゃって、若手が呼ばれたという。
真夏の草刈り、大変なんてもんじゃないんですよ。
草刈り鎌持って、一本一本根こそぎ取ってくんですからね。
でもこれがね、泣けてきました。
根強く生えてくる雑草が自分とダブっちゃってね。
俺はなんて事をしてるんだと。
自然に生えてくるものを、わざわざ植えなきゃ無かったもののために苅らなくちゃいけないなんて、ちょっと違うぞと。
もしかすると、稲に有害な毒素を雑草が吸収してたり、枯れて稲の肥しになったりするために生えてるのかもしれないでしょ。
稗なんて、こっちの方がいいよと言ってるのかもしれないし。
なんにしろ、生えてくるからにはそれなりの理由があるんですよ、ちゃんと。
だから僕は、このアイガモ農法、やりかたは非常にいいと思うんですけど、少し疑問もあるんですね。
まず、雑草や、稗に負けちゃうような稲を主食にしている日本人の食文化自体に、おかしなものを感じるんですよ。
エスキモーやネイティブアメリカンが絶対ならないメタボリックシンドロームなんかになっちゃう国民の食文化なんて、どこかおかしいに決まってるんですよ。
食ってものは、自然の生命と人間の合体!
吸収合併と言ってもいいですね(笑)
自然にその土地で取れるものを食べる地産地消の食文化はこれぞ、真の自然との共生と思うんですけどね。
無理に品種改良して、よその土地の真似でなんか育てるなんて、どっか無理がありますよ。
そのへんをよく探せば、食べられるものあるかもしれないでしょ、まだ。
(実は死ぬ程貧乏してたとき、道端のドクダミを食べたりしたことあります、ハイ)
さらに言うと、日本人がどこかひ弱で未成熟なのは、米が主食だからじゃないですかね。
銀シャリ好んだじじい族の影響あるんだろうけどさ。
なんかにわか食通?のジジイ族は、自分達の正体みたいな貧素に見える雑穀は、食べる気がしないらしいんだけどね。
見た目重視して、栄養たっぷりの糠取っちゃった、その残りだけを贅沢にも食べてるわけですよ。
雑草に負けるようなそんな弱いものを、保護してどうすんだという。
稲作覚えたその思い入れは、新入社員が覚えた仕事並の愛着なんだと思うけどさ。
稗なんて、五穀米の中に入ってるものぐらいしか食べたことないけどさ、日本の土地に自然に生えてくるものを食べることが、日本で生きぬくパワーを得るための道なんじゃないかと思うんですね。
米作るなとは言わないけどね、こだわり過ぎなんじゃないのかな?ちょっとね。
俺なら、稗が稲の養分を奪うというなら、さらに灰でも溶かした水でも田んぼに入れて、田んぼ自体を肥しておいて、両方生やしてみるね。
そして、生えてくるものを収穫するよ。
そんな天然記念物じゃあるまいし、風が吹きゃ倒れ、雑草が生えちゃ負けるなんて、たとえは悪いけどモヤシっこみたいなもんでしょ、稲。
米はおいしいけど、こういうところを見ると、何か栄養源として足りないものがあるのかなと俺は思う。
じゃなきゃさ、畑や田んぼに、いろんな種をいっぱい撒いてみてさ、一番丈夫に元気よく生えてくるものを育ててみるとかさ。
ライオンじゃないけどね。
そして、食の基本、地産地消でまずは自分達が食べて、余った分を近所から地元で売ると。
土地の物を食べて生きるのが、自然の理にかなった食生活なんですよ。
それに五穀米も色々食べ方あるんじゃないのかな?
五穀米で炊いたごはんで寿司握るとかしてさ。
けっこうおいしいかも。
今度、買って作って食べてみようかな。
後日…
実は、日本には、品種改良して白米がたっぷり実るようにした、今のコシヒカリなんかの前に、野性でもよく育つ古代米というものがあったそうです。
古代米
http://www.naozane.co.jp/okome/kodaimai.htmhttp://www.gijyutu.com/ooki/kodaimai/kodaimai.htmhttp://www.janis.or.jp/shokunounet/saibai/kodai01.htmlこれだと、痩せ地でも寒い国でもよく育つみたいですよ。
生命力が強いのが特徴とか。
しかし、背が高すぎて収穫が大変とか、実った稲がすぐに田んぼに落ちる(種なんだから当り前)とかで、もっと沢山取れるようにしたのが、今の稲なんだそうです。
でもビタミンたっぷりだし、健康にもよさそうで、食べてみたくなりますよね。
多分ね、戦後の食糧不足もあって、たらふく食べたい国民のために量がたっぷりになるようにした今の米。
時代の食の多様化考えると、余ってきちゃったりしてるんだよね。
だから、これは寒い地方にもってこいかなと思って、例の夕張にお薦めしておきました。
山岳部で、平野は少ないかもしれないけど、棚田でも大丈夫みたいなんでね。
北海道である程度の量が生産できれば、札幌を始めとする近場や、東京近郊の健康食需要に応えて、事業が成り立つのかなと思ってね。
裾野を広げて、釧路なんかの湿原で栽培すればもっといけるのかもしれない。
北海道や東北の本当に寒い地域なんかは、ひょっとしてこれの方がいいんじゃないのでしょうか?
でも、夕張でも、春は古代米、秋は小麦でなんとかなるんじゃないのかな?
メロンもおいしいけど、やっぱり主食が大事でしょうから。
大きな疑問